2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
南学 正臣NANGAKU Masaomi
プロジェクトマネージャー
大学院医学系研究科/医学部附属病院
大学院医学系研究科長・医学部長/教授
2022年、東京大学臨床生命医工学連携研究機構の副機構長・南学正臣がプロジェクトマネージャー(PM)を務める研究プロジェクト「病院を家庭に、家庭で炎症コントロール」が、ムーンショット型研究開発事業に採択されました。
この事業は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施しており、「2040 年までに、主要な疾患を予防・克服し100 歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現」することを目標としており、そのために密接な医工連携による独創的な研究を推進し、どこでもアクセス可能な革新的遠隔医療を実現するものです。
この研究成果が得られれば、これまで隔絶していた病院での診療と家庭での健康管理が連続したものとなり、何か月かに一度病院に通院することで得られていた身体のパラメーターが超高感度センサーデバイスの開発により自宅で継続的に得られるようになり、まったく新しい医療・健康管理の世界が拓けます。また、本研究により慢性炎症を基軸として運動代替療法や運動模倣薬を開発することで生活習慣病を克服し、健康長寿社会実現を実現します。